お知らせ
- [2019.01.09]
- パフォーマンスについて。
あっという間にお正月も終わってしまいました。
インフルエンザの流行が脅威的ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
僕は、お正月太りをなかったことにする為、朝活と称したランニングを始めてみました。
楽しみにしていた七草粥を食べ忘れたので、自力で無病息災する事にしました。
長生きしてみせます。
さて、今回はパフォーマンスについてお話しさせて頂きます。
まず、パフォーマンスってなんだろ?って想像してもらってから以下を読んで頂けますと幸いです。
当院は、ありがたいことに、様々な競技をやられている方にいらして頂いています。
バスケットボール、野球、ウエイトトレーニング、体操競技、ダーツ、ゴルフ
珍しい競技では、BMXやスケートボードなどをプレーされている方もいます。
その中で、よく聞かれる事なんですが、『どうやれば上達しますか?』
当院にいらしてくれている方の話なので出来るだけ、答えたいのですが。。
どんな競技をしていても同じだと考えます。
上達するには、以下の三つにカテゴライズされます。
- 『スキル』:技術的なことを指し、サッカーの無回転シュート、野球の変化球、戦術などもここに入れてもいいでしょうか?
- 『パフォーマンス』:筋力や持久力など、トレーニングして鍛えるような要素と捉えるべきでしょうか?
- 『ムーブメント』:ROM(関節可動域)など、骨格など身体的に一単位で考えるものを想像してください。
まず、スキルですが、指導をするのは、競技特性を理解したものに限ると思います。だから、僕らみたいなトレーナーではなく、監督、コーチなどの役職が存在すると考えます。
次にパフォーマンスです。トレーニングをする事で鍛えるものって考えてください。競技に合わせたトレーニングの方法を選択する必要があります。イメージしやすいのは、陸上競技でしょうか?短距離選手と長距離選手ではトレーニングの方法が全然違います。当然、体つきも全然違いますよね。
最後にムーブメントです。今回はここを熱く語りたかったのです。前フリ長くてすみません。
先ほど、ムーブメントとは『ROM(関節可動域)など、骨格など身体的に一単位で考えるもの』と説明させて頂きましたが、広義で言うならば、身体の使い方もここに入ると思います。ダーツやゴルフで特に有名ですが『4スタンス理論』もここにカテゴリーされるのかな?と思っていますが、細かく言えば、パフォーマンスとムーブメントの間と言った方がいいかな?
身体をしっかり使えていますか?
本来、一つの関節が動く角度って決まってきます。ただ、人間って凄くて、一つの動作をする為に一つの関節ではなく、複数の関節を動かしています。これを運動連鎖というのですが、人間は運動連鎖ができる為に、一つの関節を全開まで使って動作する事はかなり少なくないです。
もう一度聞きます。
あなたは身体を全開まで使えていますか?
ムーブメントってつまりは土台なんです。
土台がしっかりできてないのに、パフォーマンスあげようとしても、成り立たないし、効率悪いって事です。
土台がしっかりしてない為に、パフォーマンス鍛えきれずにいたら、スキルも磨きにくいですよね?
身体の単体で出来る事を増やして、強化して、そして必殺技を身に着けるって順番なんですよーって事を伝えたかったんです。
そして、このムーブメントっていうのは競技者はもちろんですが、日常生活をの中にも通ずる為、一般の方にもとても大切なんです。僕はよく、健康指数という言葉に変換させて頂きますが、身体の本来持っている能力を全て使えている人ほど、快適な生活を過ごせるのはご理解頂けていると思います。
わかってはいるけど、ずっとそのお身体で過ごしているから違和感がないのでしょうか?
新年明けましたが、この機会にご自身のお身体向き合うお時間作ってみてはいかがでしょうか?
替えのきかぬお身体です。最後になりましたが、
本年も皆様が御健勝で御多幸でありますよう心からお祈り申し上げます。